2008/10/22 水曜日

カン・ジファン撮影記

08 Autumn号の第2特集でカン・ジファンの写真を撮り下ろしてくれた内田ユキオさんから、今回の撮影記が届きました。さっそく掲載しますね。

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撮影のために資料として見た『がんばれ!クムスン』の印象が強すぎたのか、快活で精力的な青年だと決めつけていた。でも実際に僕の前に現れたカン・ジファンは物静かで、でも決して冷たさを感じさせない。

わかりやすい言葉で言えば「やさしさ」か「誠実さ」だろうが、それよりも「何か大切にしているものがあって、それを守っているような」雰囲気があった。それが外にあるのか、自分のなかに抱えているものかはわからない。でもその雰囲気を撮りたいと思った。

人を撮るときはいつもそうだけれど、ファンからすれば羨ましい距離にいられるわけだから、そこでしか感じられない空気も写真に残したい。「彼と二人きりになったとき、こんな気持ちになるんですよ」と伝えたかった。

通訳を通して指示を伝えると、意味を確かめるように僕を見つめ、すこしずつ動きを変えていく。シャッターを重ねたからといって雑になることもなく、シャッターを押さないからといって別のことを気にするでもない。シャッターの音ではなく、心の声を聞いているようにさえ感じる。

片言の韓国語で誉めると、目線を外して微笑み、すこし遠くを見るようにしてから、またカメラを見つめ返してくれる。視線は柔らかく、でもとても強い。

数十分の撮影を終えてカメラを置くと、すっと手を差し出してくれた。その手は大きく温かくて、最初の印象も、僕が撮りたかったものも、間違っていなかったことを確信させてくれた。

内田ユキオ
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今回は一軒家を使ったハウススタジオでの撮影。その雰囲気を生かした写真になっています。どうぞお楽しみに♪

『韓国ドラマ通信』2008 Autumn号は10月25日発売です。


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